高配当株投資はいいけど、値動きをもう少し抑えられるものはないか?
出来るだけ安定的に持てる高配当株投資先はないか?
そんな方々へ向けた記事になっています。
※投資に絶対は無いので、あくまで参考にしていただければ幸いです。
- 米国ETFで調べるとHDVって出てくるけど、どんなETF?
- 本当に高配当で財務健全性はあるの?と思っている方
- 現状としてどうなの?と思っている方
こんにちは!にゃーもち夫婦です。
「米国株ETF」「高配当」「安定性」とかで調べると「HDV」ってでてきませんか?
HDVは米国高配当ETFでも、財務健全性を加味したETFのような扱いになっているのは検索しているとわかると思います。
設定来以降高配当をたたき出してきています。
ですが、コロナの影響もあって現在と少し先の見通しでは、今までの配当を期待することはすぐには難しいとも言われていますし、データからもそのように見えます。
現在寂しい状態になったSPYDはこちら

しかし、こういった時こそ自分の投資方針に適したETFなのか?ということを立ち止まって確認すべきかと思います。
我が家も少額ではありますが、HDVを保有しています。
今回はHDVがどんなETFであり、どういった投資目標を持った人には向いているのかということを中心にお伝えできればと思っています。
そして、購入するのか、保有を続けるのか、解約していくのか、みなさんの判断材料になればと考えております。
- HDVの基礎情報をポイントで押さえる
- 自分の投資方針に適しているか考える材料となる
また、この記事に関しては私的見解も含まれます、投資判断は各自に帰属しますので、その点をご承知ください。
HDVの基礎情報
- 運用会社 ブラックロック・ファンド・ アドバイザーズ (バンガードに次ぐ運用会社)
- モーニングスター配当フォーカス指数をインデックスとしている。(モーニングスター社が選ぶ米国株75銘柄を対象とした、配当と財務健全性を加味した指標)
- 配当は年4回
これが高配当ETFと言われる由縁ですね。
投資セクター
2020年9月24日現在
最近の状況は結構悪い?
ここまでのデータを見てくると、なんだか高配当だし、そんなに悪い銘柄も入っていないからよさそう!と思えるかもしれません。
ですが、しっかりとコロナの影響を受けているため、少し前と比較すると現在はこんな感じです。

簡単に説明すると、コロナのせいで4年前の水準程度まで株価が下がっていた状態でした。
エネルギー分野で20%以上を占めるETFなので、その分野が打撃を受けているということが一つ要因かもしれません。
また、構成銘柄の比率が一律ではなく、かなり差があることもあるため、組み入れ上位の銘柄が打撃を受けるとファンド自体の価格が下落することも考えられます。
ですが、基本方針は
- 財務状態が健全であり、配当金を支払っている企業の75銘柄に投資
とありますので、配当ばかり出している危ない企業は除かれていると考えられます。
以上をまとめると
- HDVに組み込まれている株はヘルスケア・エネルギー・通信で半分以上を占めている
- 方針としては財務健全性を大切にしている
- ただし、構成銘柄の比率が均等ではないため、一つの企業の調子が悪いとファンドのパフォーマンスが下がることもある
HDVのまとめ
結論としては、現状ではほどほどに積み立てるのがよいかと思っています。
もちろん個人の投資方針にはよると思いますので、リスクをとってでも高配当ETFを組み入れていきたいということであれば、今仕入れておくのは逆張りという意味で良いのかもしれません。
ですが、我が家の方針としては少しリスクが大きいかなと思っているので、しばらくは少額でつみたてをしたい銘柄となっています。
こういう相場があれている時は、今一度自分の投資方針を見つめなおすというのも良いかもしれません。
- いつまでにどうしたいのか
- 株でどういったことをしたいのか
- いくらあればいいのか
- いくら配当が入ればいいのか
- いくらまでマイナスを許容できるのか
などなど基準は沢山あると思います。
相場の波に飲み込まれないように、羅針盤だけはしっかりと持っておくことが必要だと思います。
ちなみに我が家はHDVを楽天証券で保有しています^^
