- 日本の高配当株に興味がある
- JTが良く検索で出てくるけどどんな会社?
- JTはもう危ない!と言われているけれど?
こんにちは!にゃーもち夫婦です!

「日本の高配当株」と検索すると「JT」がヒットするのではないでしょうか?
世間では「終わっている株・・・」なんて言われていたりします。
ですが、我が家としては、ポートフォリオの一部として持つのであればまだまだ大丈夫な株の1つと考えております。
証券口座はネオモバイル証券を利用しています。

2022年2月現在の配当利回りは5.97%と、かなり高い利回りをマークしています。
※2022年2月14日に2022年の12月期を増配する予想を発表しました!
※これによって配当利回りは6.39%になる予想です!
ですが、事業内容を見ていくと、今後大きく減少することも無いけれど、大きく成長していく企業でもないかなという判断をしました。
むしろ減配リスクも抱えているのではないかとも考えるレベルです。
その具体的なポイントを踏まえて、我が家で保有してる理由や、魅力を記事にしましたので、最後までご覧ください!
- ポイントを押さえてJTがどんな会社かわかる
- 利回りだけで判断するのはリスクが大きい
なお、投資は自己責任でありますので、当方では一切の責任を持ちません。
JTの概要

- 銘柄コード 2914
- 上場年 1994年
- 業種 食料品
- 事業内容 たばこ 食料品 医薬品
事業収益

たばこ事業が9割を占める
JT=たばこ というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
そのイメージ通りたばこ事業で企業収益を上げています。
加えてご存知の通り「たばこ」は害であるという認識が強いため、今後は減少傾向に転じていくとの認識が世間では強いため「JTはもうだめだ」なんて言われ方をしていたりします。
ですが、海外たばこ事業は対前年度比でプラスで終わっているところ、日本たばこに関しても税金の引き上げでカバーしていくところを見ると、成長率は高くなくとも、今後下降トレンドを辿っていくとはいいきれないのではないかと考えています。
ただし、2016年からほぼ右肩下がりに株価が推移していることもあるので、ポートフォリオ比率の大部分は占めないようにコントロールしていく必要がある、ということも忘れずにホールドしていきたい企業です。

配当金推移
下記の図を見ると増配を記録していることがわかります。
配当金に対して重視しているところは株主としては評価すべき点です。
ですが、隣の配当性向(純利益のうち株主に配当として支払われる比率)が極端に高いところが世間では注意すべき点としてあげられています。
配当性向の平均値は20~30%程度と言われているのに対して、JTはこの数年50%~90%程度の水準となっています。
配当性向が高いということは
- 純利益が会社の成長のために使われていない
- 配当金を維持するために無理している
ということが世間一般的には考えられます。
単純に配当金が高いから高配当株に向いている企業とは言い切れないわけです。
JTのまとめ
「高配当株を狙うならJT買っておけば間違いない!」という記事を巷で見かけたりしますが、これを鵜呑みにして大きくホールドすることは少しリスクが高いかなと感じる内容でした。
事業としては独占事業なので、倒産するというリスクは比較的低いと考えられますが、成長産業ではないということから、やはりキャピタルよりもインカム向きの株であるということをしっかりと意識していくことが大事だと思います。
くらいの気持ちでいられる程度の金額を保有の上限としておくことを私はしています。
もちろんこの先配当金の減配、無配に転じた際にはただちに方向を見直して、場合によっては手放すことも考えています。
いずれにせよ投資に正解はないし、自分の投資方針と照らし合わせて、マッチするのであれば保有してもいいのかもしれません。

少額で高配当株投資をするのなら、ネオモバイル証券がオススメです^^
