- 米国ETFで調べるとLQDって出てくるけど、どんなETF?
- 株価が下がっている時に有利って本当?と思っている方
- 現状としてどうなの?と思っている方
こんにちは!にゃーもち夫婦です。
「米国株ETF」「安定性」とかで調べると「LQD」ってでてきませんか?
LQDは米国高配当ETFでも、社債から構成されているため、株価が下落局面に強いと言われています。
米国株ほどではありませんが、高配当をたたき出してきています。
コロナの影響は確かに受けてはいますが、株式と比べるともとの水準に戻るまでがやはり早かったです。
ちなみに現在寂しい状態になったSPYDはこちら

そして回復までまだ時間がかかりそうなHDVはこちら

やはり株式下落局面に債券価格は上昇するというのは強いし、組み合わせて持っておくべきだと改めて強く感じました。
我が家は少額ではありますが、LQDを保有しています。
今回はLQDがどんなETFであり、どういった投資目標を持った人には向いているのかということを中心にお伝えできればと思っています。
そして、購入するのか、保有を続けるのか、解約していくのか、みなさんの判断材料になればと考えております。
- LQDの基礎情報をポイントで押さえる
- 自分の投資方針に適しているか考える材料となる
また、この記事に関しては私的見解も含まれます、投資判断は各自に帰属しますので、その点をご承知ください。
LQDの基礎情報
- 運用会社 ブラックロック・ファンド・ アドバイザーズ (バンガードに次ぐ運用会社)
- iBoxx 米ドル建てリキッド投資適格インデックスをインデックスとしている。(投資適格債1,000銘柄にドル建てで投資することが出来る)
- 配当は毎月
年間配当の目安
- 2021年11月現在の株価は133.08ドル
- 2021年11月現在では配当利回りが2.37%という状況
- 1株あたりの配当は0.26ドル
高配当の部類ですが、株式には劣ります。
ただ、株式が暴落した際のダメージ回復までは、株式よりも早くなる傾向があります。
投資セクター
2021年11月現在
もちろんノーダメージとはいかないので、あくまで、ポートフォリオのうちの1部として持つことを忘れないでいただきたいです。
最近の状況
ここまでのデータを見てくると、株式のダメージをあまり受けずに、そこそこの配当がもらえるからよさそう!と思われるかもしれません。
ですが、しっかりとコロナの影響を受けているため、少し前と比較すると現在はこんな感じです。
コロナショックで約20%程度下落したことになります。
ですが、現在はすでに元の水準に戻っていることを考えると、さすが債券という感じがします。
ですが、一時的に20%程度下落しているので、自分の投資方針の許容の範囲内かよく考えて購入するということはやはり必要と考えられます。
以上をまとめると
- 投資適格債1,000銘柄に投資ができるETF
- 毎月分配が出るのがうれしい方は良いかも
- 暴落時にも回復は株式に比べて早い
- ただし、今回は20%程度下落したので、そのリスク許容度を取ることが出来るのかよく考えることは必要
LQDのまとめ
結論としては、自分のポートフォリオと相談して、少し比率を高く持とうかと考えています。
現状は元の水準に戻ってしまったので、また10%程度下落した時に大きく購入するのも良い手かと考えてたりします笑
もちろん個人の投資方針にはよると思いますので、リスクをとってでも高配当ETFを組み入れていきたいということであれば、今仕入れておくのは逆張りという意味で良いのかもしれません。
ですが、今後は株価が上がり続けてしまうということもゼロではないので、こういう相場があれている時こそ、今一度自分の投資方針を見つめなおすというのも良いかもしれません。
- いつまでにどうしたいのか
- 株でどういったことをしたいのか
- いくらあればいいのか
- いくら配当が入ればいいのか
- いくらまでマイナスを許容できるのか
などなど基準は沢山あると思います。
相場の波に飲み込まれないように、羅針盤だけはしっかりと持っておくことが必要だと思います。
ちなみに我が家はSPYD・HDV・LQDを楽天証券で保有しています^^

資産の把握はマネーフォワードで管理してます!
