- サイドFIREを目指してみたい方
- 毎月の投資のつみたて金額を決めるのに迷っている方
- 全然毎月の手取りから投資にお金を回せていない人
こんにちは!にゃーもち夫婦です!
我が家では毎月10万円をつみたてNISAと特定口座にまわしています。

こういう話をすると
- 年収が高いから
- 親がお金持ちだから
- 一発大きくあてたから
といった風に見られますが、我が家は全くあてはまりません!


我が家の年収は400万円代で、夫婦2人暮らしで北海道の地方で1馬力で生活をしています。
お互いの親は普通のサラリーマンですし
宝くじも株も大きく当たったためしはありません
そんな我が家の月の生活費はもろもろ固定費削減もあり、現在は大体20万円弱で生活が出来ています。
なぜこの年収でも毎月10万円の積み立てを実施するかといえば、
サイドFIREを目指すための資産作りです。
サイドFIREとは、完全なリタイアではなく、資産から生活費の半分を補填し、もう半分を仕事など別のもので補う方法のことです。
この調子で毎月10万円を19年ほど年間リターン5%で続ければ資産が約3800万円になります。
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引用:楽天証券シュミレーション
そして4%ルール(投資額を年間4%ずつ取り崩していけば、理論上投資資金を減らさずに取り崩せる仕組み)に従っていけば毎月10万円を使うことが出来る状態になる計算です。
我が家の月の生活費が20万円弱なので、残りの10万円を他の仕事で稼ぐことが出来れば、サイドFIREが達成できるという見込みのもと、実践し始めました。
こういった話をすると極端に現在の生活費を切り詰めていると思われがちなのですが
今のところは、生活水準を極端に減らしているわけではなく、コンビニに行くこともあれば、車でドライブを週末にすることもあるので、俗世を離れた生活をしているつもりはないです。
それではなぜ、毎月10万円の積み立てができているかといえば、
単純に半年に一回の賞与分を当てにして生活をしていないからというのが大きいです。
ついつい賞与分を当てにして生活をしてしまいがちですが、将来の楽しい生活を実現するためにお金をとっておくことが大事だと思って使わない部分を分けて、生活しています。
また固定費の見直しを少しずつ行ってきたことも原因の一つだと思っています。
そんな毎月10万円をつみたて出来ている考え方を今回の記事ではお伝えしていきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
賞与分のほとんどをつみたてNISAにまわせる考え方

もちろん特別な日や車検などのの大きく出費が出る月はありますので、賞与の全額を投資にまわせていない部分もあります。
確かに全額を投資に回せた方が投資効率は上がるのですが、それと共に、毎日の生活が枯渇し、つまらない日々になってしまいます。
そうなってしまうとやはり長続きしないと聞いていますし、実際に我が家も続かないことが想定されます。
なので、楽しく過ごす日はしっかりお金を使い、安全面にはしっかりとお金をかけていく、メリハリをつけていくことを忘れずにしていき、心がさみしくならない程度に実行しています。
また、固定費の削減にも力をいれてきたつもりです。それも相まって積み立てが出来ていると思っています。
詳しくはこちらの記事にまとめていますので、お時間があればこちらもご覧ください^^

そして、毎月の生活費が黒字になった部分は投資に回したり、何か好きなものを買うことに充てて、ストレスなく続けています。
資産全体の何%を投資に回しても問題ないかを確認する。

上記のような話をすると
- 私たちも今月から10万円するぞ!
- 賞与分のほとんどを投資にまわすぞ!
という方々がいらっしゃるのですが、少し待っていただきたいです。
毎月の投資額を決める前に、現在の総資産のうちどれくらいを投資にまわして問題ないかを考えておく必要があります。
投資には上がり下がりがつきものです。
現在の相場は日本でも米国でも良い調子で値上がりしていますが、同時に高値圏とも言われており、いつどうなるかわかりません。
そんな中で総資産の大部分を投資にまわしてしまって、実生活の方で大きな出費が必要になった際にお金が無いという状況に陥る可能性があります。
そうならないためにも投資にまわせるお金を把握しておく必要があります。
一般的にリスク許容度とも言われている部分を明確にすることで、投資成績に左右されることなく生活が出来るかが見えてきます。
そして、リスクを取れるところまでは積み立てていくことで、将来への健全な資産形成へと繋がっていくと考えます。
リスク許容度の決め方としては、
毎月の生活の半年分から1年ほどは現金で残しておくのが安全と言われています。(サラリーマンは半年分、個人事業主の方は1年程度が目安)(生活防衛資金とも言われています)
万が一今の職がダメになったとして、次の職が見つかるまでの間や失業給付金が出るまでのつなぎとしての資金を用意しておくとよいでしょう。
ちなみに自己都合退職の場合受け取りまで2か月程度かかることがありますので、最低でもそれまでの生活費が必要となるでしょう。
投資銘柄の組み入れ比率

また、株と債権比率なども考慮する必要があります。
こちらは自分の年齢分を最近比率として考える方が多いようです。(30歳なら債権30%株70%)
なぜ考える必要があるかと言えば、目標や年齢によって過剰なリスクをとってしまうと、日々の資産変動に気持ちが追いついていかず、ストレスが大きくかかり、長期的な投資を断念する可能性があるためです。
サイドFIREをするにあたっては長期的な投資が必要となってくるので、メンタル面にも気を付けて行く必要があるので、投資対象の代表的な株と債券の比率をしっかり見定めていくべきだと思います。
ただ、あくまで一例なので、若いうちは100%株でも問題ないという方もいらっしゃるので、自分の運用方針と照らして比率を調整していくことが必要です。
ここがしっかりできれば、落ち着いてサイドFIREに向けての投資が出来ることになっていきます。
我が家は株式8割債権1割リート1割くらいの比率で投資をしています。
国別としては米国が9割日本が1割の比率で、ほとんどを米国に投資している状況です。
現在の世界の投資環境の大部分を米国が占めているので、米国がコケると他の国も一緒にこけて、米国が伸びれば他の国も伸びていくという傾向があるので、投資環境は米国次第というように今現在は見えています。
今後の国の成長率を見ても米国を中心に投資をしていきたいなと考えています。
まとめ
正直なところ今の仕事が好きな人にはあまり関係のない話だったかと思います。
ただ、時間的にも経済的にも少し自由になれる生活を将来的に持ちたいと考える方にはぜひ一度検討してみてほしい内容です。
そのためには周りの人たちよりも華やかではない生活をすることになるので、そういった部分を気にしなくなる気持ちを作っていくことも大事になっていきますし、配偶者がいらっしゃる方には理解を得ることも必要だと思います。
長期での戦略が必要になってきますので、最初に大枠をしっかりと決めて、途中で修正しながらの生活を送ることにはなるかと思います。
すでにFIREを達成した方々の話を聞いていると、やはりこういったことをしてでもやっていく価値は非常に大きいと思います。
また、今後の生活の中では当然予測できないことが起きていくことだと思うので、その際には積立額の変更もしていかなければならないかと考えています。
とはいえ、それは予測がつかない範囲なので、柔軟に対応できる心づもりだけはしておこうと考えています。
何はともかく楽しく少しずつサイドFIREを目指して行動していこうと思います
今後もサイドFIREに関係のある記事を投稿していこうと思いますので、また遊びに来ていただけると嬉しいです。